7月はじめから取り組んでいる
「どこでも水族館」
そろそろ終盤です。
夏なので涼しげな題材がいいな
粘土もしたい
工作で動くものも作りたい
こんなリクエストが子ども達から上がります。
悩みとしては
制作したモノを家に置けない
妹弟に壊される
保護者の皆さん、かなり努力している方が多いのですが
スペースに限りがあります。
なのでアトリエは、年齢差のある子ども達みんなが楽しめる題材が必須(!)で
なるべく面積を取らない、コンパクトに出し入れできる工夫をしています。
工作はいろいろな用具や材料を使います。
触ったこともない用具で新しいものが作れる!
これは楽しい
だけど危険もたくさん
まず水族館の主役の「水の生き物」作ります。
今まで見たもの〜絵本や映像で見たことあるもの
図鑑も参考にして
粘土体操をしながら作りたいものを考えます。
絵の具を加えて色混ぜ粘土に
作れたらこんなふうに飾れるよ〜動くよ〜と具体的に
なるべく少しだけ見せます。
工作なので構造的な目標は要ると思います。
(動く、畳めるなど)
ただ見本を気にしすぎ制約すると
予想外、驚くような作品が出にくくなります。
その辺り、さじ加減。
水槽の中に収まらない作品も出てきます。
そういうのは話し合い。
水族館の水槽は円筒形になるので
上蓋とした蓋をダンボールで作ります。
丸を下地に波板段ボールをボンドタッチで貼っていきます。
輪にするのが幼児クラスは難しい
お迎えのお父さんがヘルプ
絶対に自分でやる、という子もいるので
お手伝いしようか?と必ず聞きます。
理由は言わないけど、手伝われると
「自分でやった感」が減るのかな。
入会したては
「手伝って」という子も
そういえば段々言わなくなります。
あまり要求する子がいないからでしょうか、ねぇ。
ちょっと歪んだりしてるけど
とにかく円筒ができます。
次に水槽のガラス〜ラミネーターで作ります。
カラーセロファンを挟んで水中の感じを
中が見えにくくなるから、貼りたくないという子も。
ラミネーター
アート紙で覆いますが
機械に挿入するときに少しでも曲がると台無しに
やり直しが効かないので、おまじないしてから臨みます。
アート紙(ツルツル紙)挟んでいないけど成功しています。
上蓋(天井)から目打ちで針金を通して粘土の生き物につなげます。
下蓋(地面)には発泡スチロールに針金を刺して作品を立たせます。
発泡スチロールは手でちぎってもいいけど
専用のカッターがあります。
スパッと切れて南極の氷みたいになります。
これも気をつけないと火傷します。
扱い要注意。
やりたいという子だけ側についてします。
発泡スチロールの接着は下地がダンボールなので
両面テープにしました。
これも剥がしにくいので嫌う子もありますが
使うと便利なのでみんな使うようになります。
水槽を挟んで上から針金を動かすと
水の生き物達が・・・
次の時間でフィッシュ、じゃなくてフィニッシュかな。
夏も終わりですね。