2022年6月25日(土)
キッズクラフト新北野アトリエにて
ベビーアート・プロジェクト2回目です。
参加者は
れいちゃん(1歳2ヶ月・女の子)
むぎちゃん(11ヶ月・女の子)
保護者はそれぞれのママ2人
スタッフは
チカちゃん(障がいがある子の保育園保育士)
カズさん(元付属小学校図工専科教諭)
と赤座の3名
前回、初回は3組と言いながら
スタッフと総勢16名
アクシデントもありつつ・・だったので
研修会として
反省を込めたブラッシュアップを試みました。
アートの活動を通した親子の相互理解
子ども可愛さのあまり
所有物化にならないように
小さくたってできるんだよ!
というところを認めるきっかけの場になれたらいいなと
今回も挑んでみました。
協力してくれたママたちは
地域の支援センターのお友達
支援センターでの活動に積極的に参加され
教育関係の仕事をされている(いた)
比較対象もあり
建設的で遠慮なく意見を述べてくれることを期待して
お願いしました。
れいちゃんとむぎちゃんの発達年齢から
どんなものに興味を持ちそうか
前回にも続き20種類くらい
保育士のチカちゃんと廃材でおもちゃを作ってみました。
「普段の生活で、今これに凝ってる」
など
事前にリサーチしていてもよかったなとも
育児書を参考に作ったミルク缶から出てくるでてくる〜は
割とあっさり肩透かし
ヤクルト空き容器プールは
2人して反応してくれました。
小学生クラスなら発展した遊びが出てきそう。
兄弟参加のカリキュラムにいいかも。
人見知りで敏感なれいちゃんは
1時間近く涙が止まらず
けれどもヤクルト空き容器プールは
徐々に気に入ってくれているようでした。
(泣いてますけど)
音がいいね!
「アートしたい!」という
れいちゃんママの希望を聞いていたので
ふたりとも、まずクレヨンでお絵描きを
赤ちゃんがつかまり立ちできる頃
(10ヶ月前後)描画は可能と
ものの本にはありますが
11ヶ月のむぎちゃんは
まだまだ探索行動
クレヨン、ペン(幼児用)は
まず味見
点、線跡・・くらいあると良いなぁと期待したけど
1歳を待とう!
そしてれいちゃんは
ママのサポートが必要だったけれど
しばらくすると自分ひとりでクレヨンを握って
トントン、引っ張る(線)などするようになりました。
ママ感動!
初めてのお絵描きの感動を残せると良いかな
と、スピード額装
バランスなどはアドバイスしていますが
ほぼママの制作です。
出来上がって
記念写真
この時
描画活動をすることの意味や大切さを
私の子育ての経験を通してお話ししました。
教育現場にいらっしゃる方なので
子どもが絵を描くことを
すすめていってあげてほしいなという想いです。
「こんなことができる!」というのが
とても嬉しかったようです。
翌日の日曜日
さっそく
クレパスとスケッチブックを買い
自宅でお絵描きアートができた!
と報告していただきました。
月齢の浅い子のこうした活動を
「運動」と表されますが
れいちゃんが色を選んで
何かが面白くて描いて
ママが、できたそれに額をを作ってみる
家のどこかに置いて見ることで
れいちゃんもママもまた何か作ってみたくなる。
ベビーアート・プロジェクトは
自分の子どもが
小さくてもこんなことできる
一人の人間だよ
というところから
アートを通した相互理解、スタートしたいのです。
次のステップに進めますように!