画用紙に絵を描くことが少ないキッズクラフト
(立体等では描いています)
もっと描くことが好きになってくれたらいいな
子ども達に
「今よりもっと描きたい絵が描けるようになるといいね」
「こういう描き方があるよ」
こんなことが伝わることを念頭に
『透明人間を探せ!』
『一点透視図法』
実施してみました。(勇気を出して!)
描画の発達年齢から
「写実期」といわれる
4〜6年生を対象にしました。
(振替やクラス編成の都合から
透明人間〜は2~3年生が数名入。)

一応の結果としては
3年生以上は
ほぼ楽しんだ様子で活動しました。
最初は
「何これ?ずっとするの?」という文句多し。
やっていくうちにだんだん狙いが読めてきて
黙々もく

興味が持てない
いつもと比べて楽しげでない
という感じの子は学年に関わらず
1割ほどありました。
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『透明人間を探せ!』
4B鉛筆で縦線横線描いていきます。
斜めもクロスも描きます。
なるべく真っ直ぐにフリーハンドで描けることが目標なので
自分がやりやすい方向に画用紙を動かすのは❌
次に簡単な形を描いて切って
上から線でなぞり(はじき)
形が表れることを知ります。
最後に線(ハッチング)だけで
何かの形が表せる、出てくるようにします。
この際に薄く下書きするのはズル❌
ハッチングから
見えなかったものが出てくるので
『透明人間』
途中で
なんでこんなんことするのか
理由を説明
絵を描くのに「線」が大事
思うように線を描けたら
影もつけられるようになるかも
本物みたいに近づくかもよ
参考に鉛筆デッサンの本
ダビンチの素描集を見せました。

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翌週(vol.2)
小4から小6までの新北野の高学年クラスのみ
『一点透視図法』
やってみました。
中学1年生の美術で出てくる題材です。
中学1年で行うのが
適当である題材だと知りつつ
「こういう描き方があるよ」と
クイズのように
なるべく遊びな感じでやってみました。
前回よりも長〜い線を練習してから。
物差しも使っていいよにしたけど
フリーハンドで頑張る子も
最初に何も言わず
白い立方体を置いて
「描いてみて」
次に
「こういう描き方もあるよ。
今日は試しにやってみよう。」
一点透視図法のやり方を見せます。
この題材
今までやらなかった理由は
「そうなんだ、なるほど〜」がないと
子どもにとって
余計なお世話になってしまう。
その子なりに今まで描いてきた描画の発達が
歪んでしまったらどうしようと
危惧していたからです。
「教わらなくとも、まわりにお手本がなくても、
植物が成長するように子どもの絵は育っていきます。
むしろ、へたに入れ知恵をすると、進まなくなってしまうので要注意。」
(なかがわちひろ著 「おえかきウォッチング」理論社2007年32p)
私個人としては
子どもが描いた
ちょっと歪んだ家や建物が
なんともいえず好きなのです。

それでも今回あえて実施した理由は
写実期に入った子が自分自身で
「本物と違う。似てない。」
「うまく描けない。」と感じると
どんなに褒めても
絵を描くことに消極的になってしまうケースがあったからです。
また教員養成校、大学の2回生(20歳)の造形の授業で
度々学生達から
小さい頃は絵を描くのが好きだったのに
(いつの頃から忘れたけど)
下手とか似てないと言われて
描くことが好きじゃなくなった。
少なからず耳にする話です。
「子どもにとって
これでいいのかな?」
悩みつつ振り返りつつ
模索します。
絵を描くことを
おじいちゃん、おばあちゃんになっても
好きでいてくれたらいいな
と願いつつの活動です。
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