昨年から手を変え品を変え
目先もっちょっと替え
段ボール続き
「またダンボール?」と言う保護者もあれど
子ども達は出席の度に
目標や意欲も上がってきます。
なので
子どもからの「またぁ?」と言うリアクションは
あまりないようです。
『プロジェクト活動』
自分で何を作りたいか考えて、計画して、進めよう!
自主性が育ち
コミュニュケーションが深められるといいなと思います。
用具(ハサミやカッター、ホチキスやグルーガンなど)
「ダメ、使えないよ」は基本ナシ。
「使っていい?」の申し出あれば
使い方や危ない点など教えてから渡します。
出した場所に片付ける
何も残さない状態で帰る
(なかなかでき難く、全体で70点でしょうか。)
小分けにしたので
ひとクラスは3~10名
一人ひとりから「こうしたい」「こんなふうな感じを出したい」
と話を聞きたいと思っています。
少人数の造形教室の机間巡視。
時間の長さ短さでなく
一人ひとりと対話することができたら
思うようにできないと言う子には
その子自身の「今現在の力」より
10~20%くらいupした提案をします。
「できた〜!」と言う子について
もう少しこのあたり、頑張れるんじゃないの?
なりたいイメージはこうなんだったら
ここはどうしよう?(相談)
私の想像と異なる場合は
「そうじゃないんだよ。」とはっきり言われます。
で、必要なら、また話してみる。
子どもからも相談に来る。
行ったり来たり。
「ほっといて」と
全くひとりで作る子もあります。
先生が履く下駄を作ったよスキー板じゃないよ(ユウセイ君撮影)
これは出来てから
私を驚かせようとして秘密裏に作っていました。
(爆笑)
活動前に
他のクラスの作品を見せます。
具体的に頑張ったところ
工夫している箇所を説明します。
「先週はゴーカートのレールが
ヘナヘナだったけど
タコさん足の補強をボンドでしたら
こんなにしっかりしたよ。
ホチキスも使った。」
この鑑賞の時間は
子ども自身の問題解決につながったり
モチベーションを上げるようです。
劇場の観客席
たくさんの材料から
60cm角の薄ダンボールと
細く切ってあるロープ状のものを使って
「何か」作ってみよう。
立つのがなかなか難しい
ちょっとインターバルに
●立体にする
●みんなで遊べる題材
を入れてみました。
「今、みんなが作っている動物園やおうち
誰(何)と一緒に遊びたい?」
「パンダさん」やら「ウサギさん!」
保育園のお友達の名前が出てきます。
その絵を描きます。
シンと集中。
それを切り取って立てるだけ。
次はもっと遊ぶよ、と予告して。
*段ボールの作品に
フィードバックします。
<キッズコース>
「椅子」「テーブル」「遊園地」「イタリアの風景」「劇場」「ゲームで遊ぶ」
「わかんないけど面白いもの」「彫刻」「理想のおうち」etc・・・
と、材料はダンボール。人数分、テーマはそれぞれです。
段ボールを水で浸して彫刻を作りたい
<アートコース>(小4から中学生)
モチーフはキッズコースと同じ。
高学年やアートコースの子は
イメージできて手がよく動いて
完成度が高い。
今のうちから
あまり固まらないようにと思います。
何も言われず邪魔もされず作るなら
自宅がいいのかもしれません。
造形教室に来るのは何のため?
先生、他の友達、友達の作品、材料、環境・・
作りたいものに近づける
思っていた以上のものがつくれる
今までできなかったことができるようになる
友達と一緒に作って楽しい
こんなことがあるからでは。
活動時間中
たまに何もつくらない、描かない子もあります。
ずっと考えてる
素材に触るだけ
その時間も
形にすること以上に大切なことかも
寄り道しながら
またつくろうね!