アートコースの活動では、アトリエの床いっぱいに広げた大きな黒い紙、何でも好きに描いていいよ、と
思うままに自由に行いました。始めのうちは遠慮してるのか、小さく描いていましたがだんだんと足の踏み場もないほどに。
靴下に絵の具がつかないように、はだしで描いています。
描く担当の場所も決めていないので、あちこち移動しながら描いていますが、スペースはどんどん無くなっていきます。
そのうち乾いていないところにも足をおいてしまい、足跡が点々と新たな模様のように絵に加わりました。
わずかなスペースに、身を小さくしながら
最後にはそんなスペースも埋まるほど描きました。
大きな床いっぱいのキャンバスは、普段机で描くときと描き味が変わります。
黒い紙も、白とはまた違った絵の具の映え方で、蓄光ではありませんが、まるで光っているように見えました。
8月にはシルクスクリーンも行いました。
デザインし、版から作ります!枠はコルクボードを利用し、メッシュ生地を張って
カッティングシートにデザイン画を転写、それを切って貼って……と長い工程を踏みますが
一度版を作ってしまえば何度も刷れるのがシルクスクリーンの良いところ!
さくらちゃん(小5)イニシャルを入れた王冠のデザイン
りおちゃん(小4)おばけシリーズ
慣れないうちは滲んだりかすれたりもありますが、それも手作りならではのいい味を出します。
カバンやTシャツなどに刷ったので、使ってくれると嬉しいな。
<瀬戸口 美紀>