本年度の大学の授業
ラスト・ラン!

張り子のお面の展示ができました。
3年空いての再演。
2度目の今回は4クラスのうち、半分(約60名)を持ちました。
テーマはざっくり「生き物」
各グループでイメージをつくり制作を進めました。
風船に新聞紙や和紙を貼っていくという作業なのですが
それぞれの苦労が
毎回の振り返りシート(感想文)ににじみ出ていました。
大学は教員養成校なので
卒業したら先生になります。
なので理論や結果だけでなく
つくる過程も経験してもらいたいな
と思いこの授業をしました。
鑑賞の時間も設け
できた作品を台紙に貼り
作者のキャプション(作品のテーマ・イメージ) も
イラスト入りで添付しています。
自分の似顔絵や授業の様子を描いた
振り返りシートを14回続けました。
だいぶ描けるようになったかな?
キャプションは
「見て」「感じて」から読むようにしています。
「ヘェ〜、そうなんだ、そんなつもりで作ったんだ。」と。
用紙は切り込みを入れて挟み込んでいるので
引き出さないと見れないようにしています。
お面の下の番号は
くじ引きで席順を決めた時のもの
氏名を出さず
いらない概念を取り払って
純粋に作品を観てもらおうとしたものです。
このレポートの最後に
「教員になったらお面作りをして
子どもたちと劇をしたい。」と数人記述していました。
大変だったけど達成感もあったかな。
「図工や造形嫌いじゃないよ。」
という先生になってほしいな!
