1ヶ月半ほど取り組んで来たマグネット・シアター
「できた〜!」という子が増えてきました。
まだまだ、という子もありますが
倉庫に置いておいて
他のカリキュラムの手が空いたときに出して
続きをします。
「シアター」は「劇場」なので「ドラマ」があります。
四苦八苦して登場人物と舞台の形ができてくると
お話もだんだんと形になって来ます。
こちらは
いちかちゃん
作品ができてから
お話を書きました。
檻が降りて来て捕まえる仕掛けを作っていたけれど
捉えたのはキノコ王の勘違い
「ごめんね」というくだりがあります。
本好きなので言葉の世界だけでも広がります。
マグネットを操りながら
独り言もあちこち増えて来ます。
友達のが面白そうと思ったら
合体も!
こちらは賑やかで共同作業
また一緒に作ったりしています。
終業式があった日
帰り際に保護者と世間話。
「今日、成績表をもらって来たのですが
発想力と想像力、対話する力
クラスのみんなの前で自分の考えを述べる能力が
とても優れている、と書いてあって
すごく嬉しかったんです。」と。
ありがたいものをいただいた気持ちになりました。
よそをホームページで見ると
〇〇美術大学 ○名合格
〇〇芸術大学○名合格
〇〇展に入選
当方はこうしたものがありません。
(アートコースの担当講師は
元・中学美術の教員で
受験もみれなくありませんが。)
アトリエを終了しても
年賀状等でつながっている保護者は
その後の進路を知らせてくれます。
男の子は「工学系」が多いようで「生物」「考古学」など。
そっか、あの子はロボット作りたいと言ってたな。
虫の絵が好きだったから生物ね〜。
土遊びや粘土、喜んでやってたから考古学か。
などなど
小さい頃にエッセンスがあったことを思い出します。
女の子は美術系もいますが
最近は中学卒業後に広島の高専に行った
ツワモノの女子も。
教育系〜教師を目指す子も少なくないようです。
以前、先生になりたいという子に
理由を聴いたところ
「面白い授業をつくりたいから。」
進路はさまざまでしょうし
私が知る限りの情報です。
「将来何か、つくる仕事をしたい。」
というのは共通項のような気がします。
点数や級・段もなく
数字や形で表せないのですが
こんなメッセージがアトリエの成績表(?)
でしょうか。
それぞれに好きなものを見つけて
自分の将来、世の中の未来を
つくっていってくれるといいなと思います。
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段も級も点数もなく
賞もほとんどない
キッズクラフトですが
アトリエで一緒につくりたい
という方に
秋の体験レッスンを行います。
http://kidscraftosaka.jp
よろしければご覧になってください。