2018年4月29日(日)
大阪は鶴橋を拠点として活動している
キッズゲルニカ(今回はプレ)制作のお手伝いをしてきました。
その創立10周年を記念して
代表の金香百合(キム カユリ)さんが
「キッズゲルニカをつくりたい!」と。
武器を持って戦争に立ち向かうのではなく
ピカソが芸術で戦争に対する怒りや悲しみを表現した
「ゲルニカ」に基づくものです。
子ども達に
平和って何だろう
と、絵を描くことを通して
感じたり考える機会を持つ
国際的なプロジェクトです。
キムさんは行政や大学などの場で
人権啓発〜エンパワメントのファシリテーターとして活躍。
私もその中で出会いました。
キッズクラフトを始めたばかりの頃
こうしたワークショップの経験から
自分の中に気づきが生じ
私が造形でしたいのは、これだな
と感じました。
この日は4歳から70代まで
約30名が参加
「キッズ」ではないけれど
大人が多い割に指示も少なく、譲り合い
みんなで絵を描く行為そのものが
エンパワー(年齢・性別・ハンディのあるなしに関わらず皆で力を出し合う)
であることを感じました。
「eトコがあるから
金さんがいてくれたから
今の私がここに在る。」
と何人かの方が。
準備期間が短く
「無茶でしょう!」と思った今回の企画。
金さんのやりたいという強い気持ち
その勢いに人達が
楽しみながら力を出し合って実現する
そんな現場を一緒に経験できました。