「なに作りたい?」
「段ボールでおっきなモノ!」
あ〜大変だなぁと思いつつ
リクエストの声が多いので
晴れた6月にしました。
みんな大好き段ボール
ワクワクする素材に出会って対話します。
「なににしよう?」
早く取りかかりたい
みんなの気持ちを押さえて
まずは段ボールカッター
用具の使い方とルール
段ボールの特性、強度など伝えます。
あとは想い思いに
「なにつくろう?」
手が止まっている子に尋ねてみると
「お母さんにまた同じもの作ってるって言われるかなぁ。」
親の反応を予測する8才9才。
素材にぶつかって行く4歳児。
身体の大きさを実感して楽しんでいます。
段ボールの造形の時にはもひとつルールがあります。
描画材は水性ペンと水彩絵の具
油性ペン、アクリル絵の具は使いません。
後処理を専門の業者さんにお願いしています。その際に油性ペン、アクリル絵の具使用だと
リサイクルできない
引き取ってもらえないのです。
今回の活動で管理が悪く
水性ペン顔料ペンの中に油性ペンが混ざっていて
この分は普通の家庭ゴミで出しました。
段ボールはなかなか入手し難くなっています。
また廃棄も手間がかかります。
ギリシャ神話で
触れるものが全て黄金になる「ミダス王」から名前を冠した
「レミダ」というリサイクル組織(倉庫)が
かのイタリアはレッジョ・エミリア市にあるそうです。
子どもがわくわくドキドキしそうな素材、廃材を
企業が提供するのだとか。
ゴミが黄金になる!
なんて造形的
なんて素敵なネーミングでしょう!
かの淀川区には残念ながらそうした施設がないので
私は出掛けるたびに探索し(怪しいです)
近所の工場、ギャラリーなどなどから協力を仰いでいます。
作ってできた時の子どもの
キラキラ笑顔の黄金画像を持って
企業周りするといいかも知れませんね。