小学生と大学生
箱をつくりました。
子ども達はバレンタインの時期なので
「パパにあげる!」「○○ちゃんにプレゼントする!」
相手を想定してつくります。
(誰でもOKです)
だけど一生懸命つくるうちに段々惜しくなり
「やっぱり、あげない。自分用にする。」
という子が少なくありません。
一方、大学生。
造形表現という授業のラストだったため
造形楽しい!という体験をもって
授業エンドにしたいと目標にしました。
①「クラスの誰かにプレゼントしよう。」(箱制作/90分)
②「プレゼントをゲームで当てよう」(魚釣りゲーム/90分)
参加者は一人ひとつプレゼントBOXを制作
(カード以外のプレゼントもアリにしました。)
翌授業日にゲームで釣った魚の番号で
クラスの誰かのプレゼントを貰います。
キッズクラフトのクリスマス会で毎年盛り上がりのメニューです。
箱作りは,
ほぼ失敗しない方法を見本で示し
構造を理解してもらい簡単に試作してからのぞみました。
「どうやって作ったの?」と複雑な形もたくさん登場しましたが
失敗してつくれなかったという学生はいませんでした。
どうせ誰かにあげるんだから、と手を抜く学生がいるだろうな
と私の当初の予測。
「残業時間ください。」
と言ってくる学生が各クラスから現れました。
理由を聴くと
「うわ、こんなん当たってショボいわって言われたら悔しいから。」
「喜んでくれたら嬉しい。」
②の魚釣りゲームの授業前は準備万端でありつつも
正直心配でした。
大学生がこんなんで喜ぶかな、馬鹿にされないかな。
予想は大きく外れ、どのクラスも笑いの渦〜応援の嵐でした。
ゲームのルールは大まかに決め
なるべく学生が自主的に進行するようにしました。
プレゼントをあてて本人から渡して
「ありがとう」と言うことにしようなど、ちょっと感動のシーンもあり。
たくさん画像を見せられないのが残念です。
数年後には子どもたちの先生になる学生たちです。
「つくるの好きだよ。」という先生になってほしいな!