『絵と本 つくるひとになりたい!』
キッズクラフト展VOL.4
於・大阪市立淀川図書館
2013年8月16日→10月16日(水)まで
(会期中に作品の入れ替えをします。)
今年5月に王子動物園で写生会に出掛けました。
『足し算の動物 観察した想像画』の
ステップ1.観察画です。
動物のデザイン・・・シマウマだったらシマウマの
くじゃくだったら頭の形など
自分がステキだな、と「心動いた部分」を描いてね
という写生会にしました。
ステップ2
その後教室でスケッチをもとに
資料を参考に、とりかかりました。
想像画
子ども達の導入の資料は
絵本
『かいぶつ ぞろぞろ』福音館書店
自分自身がいいな、と思える部分を組み合わせます。
いろんな動物が登場しました。
ステップ3
生息地や大きさ、名前や特長も考えて書きます。
ひなたちゃん(8歳)
<ネコゾウバネ>
これをもとに玄関用の作品展示を制作しました。
動物園の帰り途
たくさんの動物を間近でみて
「先生、神様ってセンスいいね!」
とキラキラ話していた、ひなたちゃん。
教室の終了時間になっても
ネコゾウバネの絵とお話に
集中して制作していました。
余りに暑い日だったので
近所の生徒に急遽声掛け
ガレージで制作
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2013年・第4回淀川図書館展(ご挨拶文)
『絵と本
つくる人になりたい!
キッズクラフト展』
キッズクラフトは小学生を対象とするお絵描きと工作の教室です。
『感じて考えて、つくることが好きになる』をテーマに活動しています。
教室の子ども達に、将来の夢は何?とたずねてみると
具体的に「デザイナー」や「建築士」「ロボットつくる仕事」
「パティシエ」と名前が出てくる子がいます。
「なにかつくる人になりたい。」
漠然としているようですが、こう応える子は少なくありません。
10年後に現在の小学生の56パーセントが
2013年時点には、まだ無い仕事に就く可能性がある
という経済予測が出ています。
今ある職業に、やりたい事が当てはまらなくとも
自分で独自の職種をつくる時代が
より身近にやってくるかも知れません。
つくる意欲と柔軟な発想力
何歳になっても、どんな時代になっても
必要ではないかと考えます。
そんな大人になってもらいたい、と願いを込めて
教室ではいろいろな角度からカリキュラムを組んでいます。
そして絵本は、より理解を深めるきっかけとなっています。
子ども達が一所懸命、楽しげに制作した作品を
どうぞひと時、ご覧ください。
キッズクラフト子ども絵画造形教室
赤座雅子