by キッズクラフト カテゴリ
全体 ●キッズクラフトは ●プロフィール ●募集状況・問合せ ●日程 ●プチコース4~6才 ○新北野アトリエ ○千里中央アトリエ 絵画制作 作品展とイベント キッズゲルニカ 造形活動 デザイン・工作 画ネット絵画造形教室ネットワーク New study・学び ハートブロックP 親子造形ベビーアート 夏休み KCオリジナル Gallery2008 Gallery2009 Robot-Arts DailyThinking アトリエ日和2016 以前の記事
2024年 08月 2024年 07月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 07月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
府美研(大阪府立小中学校美術研究会)の実技講習会の講師として出掛けました。
枚方市教育文化センター 中学校の部(中学校の先生対象)で依頼があり、 学校外の美術教育の視点から実技を、というオファーで おこがましい、と思いつつ 私で何かお役に立つのなら、とお引き受けしました。 10年ほど前に 地域の中学校の選択美術を4年ほどした経験を思い出し 現在やっている事と重ね合わせて構成してみました。 当時の選択美術は 成績に反映されない という気楽さもあり、ストレスフルで微妙な時期の生徒達に いろんなことさせたいな、と 造形遊び的なことをたくさんしました。 休み時間に授業を覗きに来た生徒の何人かが やらせて!と使いかけのローラーで絵の具あそび。 「わぁ!みどりになった。」「オレンジできた。」 と混色に感動した様子。 「小学校でやってないの?」と聞くと 「絵の具のチューブ、そのままで使えって言われて、 混ぜるの禁止やった。」 「こんなんやったら楽しいのにな。 美術めんどいし、絵描くの下手やから嫌いや。」 この子たちが高校や大学に進んで 絵の具の混色を経験するか分かりません。 ただ美術に対する苦手意識はそのまま残ってしまうのかな と感じました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 絵が描けない と自分で言う人があります。 それは他人から見て、あるいは自己判断で うまく描けない事をさします。 少しでも描けて他人に伝わったら 下手だとか、描けないとは言わないのではないでしょうか。 ケータイの絵文字のようなニッコリピースマークを描いて 「怒った顔?」と見る人はあまりないでしょう。 嬉しかったり、悲しい顔を 線で現して描くのは それほど難しいテクニックは要りません。 描いて伝わったら嬉しい。 たった一枚でも 「まぁまぁだな。」と自分でも思える作品ができたら 絵に対する想いは とても変わると思うのです。 美術が得意な子が より得意になるより 苦手、という子が 「そんなに嫌いじゃないよ。」 という位になれたらいい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こんな事を考えて 今回、せっかく学校の先生を対象に実技をする機会なので 授業の現場で手軽に実施してもらい 苦手な生徒が一人でも減るようなものをしたい! と思いました。 タイトルは 「コミュニケーションが広がる絵画制作」 テーマを 〜描いて伝わる 美術が好きになる と、立てました。 今回の実技は 以下の3つを行ないました。 A>油粘土のハンコで顔を描く B>ローラー版画 C>平筆で影をつくる ポイントは簡単な見本をつくります。 これなら苦手な自分にでもできる! と思ってもらえるもの。 ○とか△ それと 分かりやすい「描き方」のコツを教える。 なにを描いたか他の人に分かってもらう。 入り口(ハードル)を低くする 大丈夫、できるよ! 上手にできてるよ、という自信をつけること。 こんな話を織り交ぜながら 2時間なんとか終了。 「子どもの頃から絵を描くのが苦手でした。」 休憩時間、参加した先生が話しかけてくれました。 「こんなんだったら自分でもできたし、 下手じゃないって感じられる。」 とても嬉しい、励みになるコメントでした。 こんな先生に教えてもらえる生徒はラッキー。 苦手から好きになるステップを踏んでいると 苦手の人の気持ちが理解できます。 また教え方も工夫できるでしょう。 描いて伝わる、うまくいった経験をしたら 絵を描くのが楽しくなって、好きになる(ちょっとでも)。 興味があれば授業中、怒鳴られなくとも席にも着くし 前向きになれる。 数学が出来る子は数学の授業が嫌いじゃない筈。 理想論かもしれないけれど 好きになるきっかけが 少しでも出来るといいな、と思いました。
by kids-craft
| 2012-07-30 11:47
| New study・学び
|
ファン申請 |
||