2011年も押し迫り、
かこつけて忘年会、同窓会にしばしば出掛けています。
その上、作品展も。

画像は
「アトリエ小川」の
小川和子先生のクリスマス作品展にお邪魔してきました。
先日、企業や行政の方達と半年間
ともに学んだ同窓会に出席(幹事)しました。
そのときも支払だの立て替えだの
「ここは私が」「いやいや」
・・・お金のやりとりって大変ですね。
若い人をひとくくりには出来ませんが
私が縁あってお付き合いしている何人かは
お茶しようよ、と誘った年長ものの私が
代金を払おうとすると
先に、タタッとレジに走って
「別々でお願いします!」と、されることがあります。
カナダ人のDに、私がちょっと事務的な話をもちかけたので
彼女の分の、お茶代を払おうとしたら
「Why?」
自分が飲んだ分は自分で払うの、当たり前でしょ?
と、はっきり言われました。
(全然そんなんではない、外国籍の人も日本人の方も勿論いますが。)
どちらが得する、損をするのではなく
300円、1000円のことにしても、「私はあなたと対等な立場でお話しています。」
と言われているように感じます。
おごってもらったらラッキー!と感じていないようです。
お若いのに出来はるなぁ、
最近はこんななのかなぁと。
年齢と立場、男だ女だ関わりなく
自分が飲んだ分だけ(食べた分だけ)払います
というのは公平性を生むのかも知れません。
誘いやすい、誘われやすい、スッキリする。
お金って便利です。
けれども、そうした後に
「ありがとう」や「ご馳走さま」「お疲れさま」メールを
必ず送ってくれる人があります。
また少数派ですが
後で他のものでおかえしする、
という方もあります。
「世話になったら必ず礼状を出しなさい。」と
大学時代に故・
三木淳先生に言われました。
実践されていた先生、亡き父も達筆な文を何通か頂きました。
「作品展に行けないけど、頑張れよ!」と
先日、かなり忙しい、ビッグな恩師から
直筆ハガキ(達筆じゃないけど!)をいただき
紙一枚でも温かく、ずっしりしました。
こういうのにEメールは少しかなわないかも。
人とお付き合いするのが、難しくなってきているこの頃
お金は便利です。
それでも、たった「ひとこと」で救われる時もあります。
どんなモノでも気持ちは伝わるかな・・
と、いろいろ思う師走です。
19.Dec.2011