<ロボットワーク〜ピノキオ・スタジオ>
2009年8月19日(水)午後2時〜4時
大阪市内淀川区新北野1丁目ピノキオスタジオにて
キッズクラフトの子ども達15名
教室スタッフ3名
ピノキオスタッフ4名
取材1名
お友達オーストラリア人1名
約15帖ほどのスペースにギュウギュウしました。
この日の講師、ロボット開発をされている
井辺智吉氏を紹介。
介護ロボット、隣接狭隘部点検補修ロボットの開発をされている
有限会社ピノキオ代表取締役 井辺智吉氏と
キッズクラフトの子ども達とのワークショップです。
http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/03/24/1676.html
「井辺さんは、人の役に立つもの、
そして、未だ誰も作った事がないものを作ってみたいんだって。
みんなも分かる気がするでしょ?
今日はロボットの事、教えてもらって、一緒に仲良くつくろうね。」
とオープニングしました。
教室の理念〜
子どもの時代に想像性の種まきをしたいという想いと
教室を巣立っていった子ども達が
理工系の道に進んでいる子が少なくない
ということに
井辺氏が興味を持って頂き
「何か一緒にやってみよう!」ということになりました。
ロボットの基本的な仕組みをレクチャーしていただいた後
実際に子ども達とロボットを作ってみる
というのが今回のプロットです。
・・・・・・・・・・・・・・・

「うわぁ!ホントに動く。こんなん作れんの?」

井辺氏が精密に計算して裁断した
段ボールのキットを使い
「ロボットの基本構造」〜入門実技編。

予測してたけれど、みんな、かなり苦戦!
スタッフの小学校図工専科のふたりに、だいぶ助けられました。

ご近所さんサイモンは、オーストラリアからワーキングビザで日本に来ています。
中学校の英語の先生。
イングリッシュ、オンリー!なんだけれど
子ども達となごんで、一緒に活動しました。

それでも、なんとか段ボールロボットは動いた!
重心のバランスで、モーターもコンピュータもなく
坂道をトコトコ登ったよ。
・・・・・・・・・・・
今回は基本形のみで時間切れ。
環境を考慮しても2時間がリミットでした。(暑さ負けです)
ベースができてから、デザインやアイデアで
いつもの本領を発揮したかったけど
残念!次回に持ち越し。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
キッズクラフトのメンバーは、開設当初から男の子が半数以上を占めます。
教室卒業後に、美術芸術系に進む子は勿論あるのですが
理工系でつくることを続けている子が少なくないようです。
好きな仕事に出会え、一生懸命働ける
それは生きていく上で、とても幸せな事だと思うのです。
「これじゃなきゃ。」と感じるモノが、
ひとりひとりに、きっとある筈です。
それを探すプロセスが、キッズクラフトの活動にあればいいなと思います。
「人の役に立つものづくり」
ピノキオスタジオと連携して、何か始まるかも知れません。